入院費用実録
入院費用実録 > 医療費と年末調整

医療費と年末調整

1年で10万円以上医療費がかかると税金が返ってくる・・・??

さてさて、我が家はサラリーマンです。
そうすると年末調整は会社でやってくれるのですが、医療費については別。

1年の間にかかった医療費が10万円を超える場合もしくは、年収の5%を超える場合(どちらか少ない額)は、確定申告すれば税金が返ってくる可能性があります。

というわけで、医療費控除についてまとめてみます。

医療費控除の仕組み

収入と所得は別
収入と所得は、雰囲気としては似ていますが税制上では全く別のものです。サラリーマンにかぎって考えてみると、 給与収入- 給与所得控除額(必要経費) = 給与所得 ということになり、税金がかかるのは給与所得です。 kazei.gif
ですから、この「給与所得控除額」が大きければ大きいほど、税金の対象が小さくなるので、結果として支払う税金が少なくてすむというわけですね。自営業者の方が「領収書~」と領収書を集めているのは、領収書がないと必要経費と認められないからです。
給与所得控除額が多ければ多いほど、払う税金は少なくて済む
前述のとおり、税金の対象となるのは「収入」ではなくて「所得」。なので、所得はできるだけ少ないほうが払う税金は少なくなります。
しかしサラリーマンの給与所得控除額は、収入によってきめられている
サラリーマンの給与所得控除額は、収入に比例します。詳しくは国税庁のホームページ、No.1410 給与所得控除に詳しく載っています。
給与所得控除額にプラスできるものはいくつかある。医療費もそのひとつ
というわけで、給与所得控除額が大きければ大きいほど、税金の対象となる所得は少なくなるのですが、医療費も給与所得控除ができることになっています(ほかには生命保険や損害保険の支払なんかがありますね)。
その算出方法はこんな感じ。
  1. 1年間にかかったすべての医療費を計算する。この中には差額ベッド代や病院までの交通費も含まれる。この金額をAとする。
  2. 保険で補てんされた額(生命保険医療保険などで支払われた額合計する。これをBとする。
  3. Bと100,000円の金額の大きい方を、Aから差し引く。これがC。
  4. Cの額を給与所得控除にプラスすることができる
というわけなのです。

医療費控除は10万円を超えた分を、給与所得から差し引くことができる、というだけのことで10万円を超えた金額すべての税金が返ってくるわけではない ので注意が必要です。

今回の入院の場合

今回の入院費用は86,100円。生命保険から10,000円(@5,000円×2)が支払われるので、純粋な入院費用としては76,000円。そのほかにこの1年間でかかった医療費は私が通院していた歯医者代や風邪のときの通院代、薬代などあわせて26,100円で、一年間でかかった医療費の合計は102,200円になりました。

というわけで、給与所得控除にプラスされる金額は

102,200 - 100,000 = 2,200 円

税率が最低の10%だったとしたら220円返ってくることになります。

てなわけで、我が家はその手続きを行う場所までバスで140円かかっちゃうので、今回は見送りしました。

税金の計算というのはサラリーマンの場合ほとんど会社で行われてしまうのですが、仕組み自体は知っておくといいと思います。税金に対する関心がずいぶん高まりましたから・・。

Topics

【概要】1年で10万円以上医療費がかかると税金が返ってくる・・・??さてさて、我が家はサラリーマンです。 そうすると年末調整は会社でやってくれるのですが、医療費については別。 1年の間にか…

このサイトについて

私大系大学病院に体調を崩して6日間入院。そのときの費用、必要なもの、入院保険の請求についての記録です。
自転車で転倒し、家族が手首の骨折をしました。 相手のいる事故ではなかったのでその点はよかったのですが・・・【番外編】骨折治療費用実録~救急外来編

Copyright (C) 2011 入院費用実録. All Rights Reserved. [admin]